組織運営に困っているのだけど、誰にも相談できない上級管理職のあなた
上級管理職:部長、統括部長、支店長・・・
そんなあなた、お気軽にご相談ください。
あなたの悩みを解決する、研修や組織管理方法をご提案させていただきます。
そうは言っても、確かに優秀とか、仕事ができるから、管理職になり、私の部下になっている訳で、普段は「問題ありません」という報告を受けている。
ただ、大きな問題が生じることもあり、その時は、「どうして大きな問題になるまで、放っておいたんだ!」と言いたくなることもあるものの、別に悪意がある訳でもないし、必要以上に隠そうとしている訳でもないため、問題が生じた時は、私が対処したり、再発防止策を報告してもらうことで、対応はできている。
では、きちんとコミュニケーションがとれた状態とは、どういう状態なのか、という逆質問を受けそうです。
週次、月次で、報告・連絡・相談ができるしくみが作られていることと、部門としての方針に納得をしているのか、ということになります。
そのためにも、あなたが上級管理者としてのマインドや、コミュニケーションの方法、或いは組織管理の方法について、ちゃんと知っているか、を確認させていただきたいのですが、たぶん、こんな答えが返ってくると思います。
自分が課長だった頃のことを考えると、上司に進言することをいとわなかったため、割と上司とはコミュニケーションがとれていたと思うが、確かに、部下が管理職とは言え、皆が進言してくるとは限らないし、逆にあまり進言されてもうっとうしい。
・・・というように、上級管理職としてのマインドや、コミュニケーションの方法、組織管理の方法について、きちんと教えてもらっていないし、それを聞く(相談する)所もないため、仮にコミュニケーションが悪かったとしても、特に手を打っていないことが原因と言えます。
原因の所で挙げた、マインド、コミュニケーション方法、組織管理方法をきちんと学んでいただきます。
管理職として、以下のマインドを持ってもらうようにします。
更に、上級管理職として、以下のマインドを持ってもらうようにします。
管理職として、以下のコミュニケーションがとれるようになってもらいます。
更に、上級管理者としては、マネジメントをするだけでなく、その組織においてリーダーシップを発揮するために、ミッションやビジョン、バリューなどを打ち出すことができるようになってもらいます。
管理職として、以下の組織管理が行えるようになってもらいます。
・業務管理を管理ツールや会議などを通じて行う
そして、その中で、次のマネジメント行動を行ってもらいます。
自己成長支援ラボが実施するプログラムは、ちまたで行われているリーダーシップ研修や管理職研修とは異なります。
その要素として、「EQ」「認知科学」「脳科学」の要素をふんだんに取り入れていることが挙げられます。
そこで、ここでは、「EQ」「認知科学」「脳科学」の要素が入ることで、どのようなプログラムになっているのか、簡単に説明します。
感情にはポジティブなものと、ネガティブなものがあります。
一般的には、ネガティブな感情は出さない、抑える、という使い方をされていますが、EQを使いこなす能力を高めることで、ネガティブな感情を上手く使いこなせるようになります。
実は、ネガティブ感情を上手く使いこなせるようになると、「人を共感」させる力、「人を支えてあげよう/守ってあげようとする」力を発揮させることができるようになります。
そこで、ネガティブ感情を上手く使いこなせるようになることで、具体的には、今までは「怒り」でしか伝えることができなかったことが、「怒り以外の方法」で伝えられるようになり、あなたの影響力を圧倒的に高めることができるようになります。
人には、尊厳欲求があります。
尊厳欲求とは、一般的には、「他者から認められ、尊敬されたいという欲求」ということで、マズローの欲求5段階説でも、第4次の欲求になっているため、高次な欲求のように捉えられがちですが、実は、簡単に言うと、「(自分だけは)尊重されたい、大切にされたい」と思っている、非常にプリミティブな欲求です。
そして、人はそれが脅かされたり、満たされたりしないと、それだけで反抗的な言動を採りがちです。例えば、あおり運転などが社会問題化していますが、そのきっかけは、割り込まれた時に、ハザードランプでお礼を示さなかったり、合流の時に、譲ってもらえなかったりしたことなど、自分を大切に扱ってもらえなかった、尊厳欲求が満たされなかったと感じた時に、出てきてしまいます。
これは、コミュニケーションにも関係しています。
人は、自分の意見を言いたいものですし、その意見を聞いてもらえない、否定されたと感じただけで、不満に思ったり、反抗的な言動をとってしまったりします。ですので、表面的な傾聴などをしてしまうと、かえって不満を助長させ、人間関係が悪くなってしまいます。
また、人には承認欲求があります。
これも、マズローの欲求5段階説では尊厳欲求と同様、第4次の欲求で、高次の欲求のように捉えられがちですが、これも、実は、「自分の存在を認めて欲しい」と思う気持ちで、プリミティブな欲求です。
そして、これも人は、満たされないと、それだけで反抗的な言動を採りがちです。例えば、朝、あいさつをしたのに、返事が返ってこなかっただけで、その日は不機嫌になってしまったり、自分にあいさつを返してこなかった人は自分を認めなかったと認識し、その日だけでなく、その後についても、好意的な態度をとりにくくなってしまいます。
そこで、認知科学を意識した言動を行っていただくことで、コミュニケーションや人間関係の構築の仕方を大きく変えてもらえるようになります。これにより、具体的には、互いに認め合いながら変革を進めていくことができるようになり、ギスギスすることなく、温かい気持ちになって、チームワークを発揮したり、チームとしての結束を高めたりすることができるようになります。
「ピンクの像を思い浮かべないでください」と言われたら、どうなりますか。そうです、頭の中は、ピンクの像でいっぱいになります(笑)。
このように、脳は、(~しない、といった)「否定」を受け入れられないのです。
ですから、人に何かを頼むときは、「~しないようにする」ではなく、「~するようにする」と表現できるようになるだけで、相手にとっては受け止めやすく、行動に移してもらいやすくなります。
更に、物事を肯定的に受け止め、肯定的に反応する(一般的には、素直な言動をする)ことで、建設的な意見を出したり、建設的な方向に物事を進めたりすることができるようになります。
仮に、今まで、強く言って反骨心を煽り、モチベーションを引き出そうとしていたとすれば、これからは、きちんとビジョンを語ったり、期待を伝えることで、モチベーションを上げる方法を実践していただきます。
また、脳は大きな変化を嫌います。
ですから、大きな変化を起こすと、リバウンドなど、副作用が発生してしまいます。
従って、脳科学を使いこなすことで、「~するようにする:という肯定的な表現を使い、かつ、少しずつ納得をしてもらいながら物事を進めていくことで、逆戻りをしたり、リバウンドしたりすることなく、着実な変化を行っていけるようにします。