この会社は、かつての私自身が、探して、どこにも見つけられなかった場所です。
仕事で心を病み、立て直す方法を探して、さまよいました。
売上や効率を教える場所は、いくつもありました。
生き方や幸福を語る場所も、ありました。
けれど、その間にある
——「仕事の現場で、人とどう向き合うか」という”心のあり方”を、科学的に正面から扱ってくれる場所は、
どこにもなかったのです。
ないのなら、つくろう。そう決めて、自己成長支援ラボを立ち上げました。
なぜ、そう思うに至ったのか。少しだけ、私自身の話を、させてください。
三つの職場で、私が見たもの
私は幸いにして、三つの、まったく異なる組織を経験することができました。
日本の製造業、日系・外資系のコンサルティングファーム、そして、金融機関の管理下にあった製造業。
そこで目にした「組織風土」は、見事に異なっていました。
| 安全・安心 | 風通しがよく、悪い情報も、安心して上位者に報告できた。 |
| 危機感 | 衝突はあるが、悪い情報も、なんとか報告はできた。 |
| 恐怖 | 衝突を恐れ、悪い情報を、報告できない。風通しが悪い。 |
違いは、たった一つ。「悪い情報を、安心して報告できるかどうか」でした。
恐怖で人を縛る組織では、人は身を守るために、口をつぐみます。
そして、少しずつ、活力を失っていく。私は、その三つを、身をもって知りました。
そして、私自身が、壊れました
組織を見てきたはずの私は、しかし、自分自身のことが、分かっていませんでした。
管理職として、部下を追い詰めた加害者であり、やがて立場が変わり、ハラスメントを受けて心を病んだ被害者にもなりました。
うつ病を、二度、経験しました。
そのとき、私はずっと、自分を責めていました。「自分が悪いのか」「自分の何が、いけなかったのか」と。
「もっと成長すれば」「徳を積めば」「器を大きくすれば」——そう言われても、では、具体的にどうすればいいのか。
教えてくれる人は、誰もいませんでした。
探し歩いて、ようやく分かったのです。
仕事における人間関係の”心”を、直接、扱ってくれる場所が、この世に、なかったのだと。
だから、私は苦労したのだと。
気に入られる生き方から、頼られる在り方へ
母が亡くなったとき、私は、それまで「人に気に入られよう」として生きてきた自分に、気づきました。
部下への指導も、上司への苦言も、すべては「相手のため」。そう信じていました。
でも、その根っこには、人の目を気にして、認められたいという思いがあったのです。
その生き方を、手放そうと決めました。
人の目ではなく、自分の軸で立つ。
すると、不思議なことが起こりました。求めなくなったのに、人が、頼ってくれるようになったのです。
何かを言っても、恥ずかしくない。そう思ってもらえる存在に、少しずつ、なっていきました。
自分の尊厳を、自分で高められるようにする。
すると、相手の尊厳も、高められるようになる。
私たちが、信じていること
三つの職場と、二度のうつと、母を見送った経験の果てに、たどり着いた確信があります。それが、この会社の、根っこにあるものです。
| 人は。変われる 変わりたい、と思った人は、変わることができます。そのような方に対して、私たちは、どのように変わっていくのか、科学的で再現性のある方法をお伝えし、伴走します。 |
| 尊厳を、高める 人が生きる基軸に「尊厳」があることを知り、自分で自分の尊厳を高められるようになる。すると、相手の尊厳を高めることも、抵抗なく行えるようになります。 ――昔から「徳を積む」「人格を高める」と言われてきたことを、精神論ではなく、具体的な方法として実現します。 |
| 本気の人に、深く 人は、変わろうとする時、抵抗を示します。人によっては、過去の自分を否定することにつながると思うだけで、前に進めなくなります。私自身、何度も挫折しました。ですので、あまり言いたくはありませんが、生半可な気持ちでは、変わることはできません。だからこそ、対象とするのは、本気の方。本当に深いところから、変わることを、支援します。 |
かつての私が、探して、見つけられなかったもの
変わりたい、と思っていました。でも、どう変わりたいのか、自分でも分からなかった。
賢者の本を読めば、優れた思考や行動が書いてある。確かに、そう選べるようになればいい。
けれど、それが「どういう状態になること」なのか、誰も、言葉にしてくれませんでした。
ハウツー本も、山ほどありました。
でも、手順が多いばかりで、どれが本筋で、どれが回り道なのか、分からない。
無駄なことに、時間をかけたくなかった。
そして、それを相談できる場所も、一緒に直してくれる場所も、ありませんでした。
私が欲しかったのは、病気の「治療」ではありません。
病んでいるわけではないのだから。ただ、今の自分を、良い方向へ「整える」場所。
西洋医学でも、東洋医学でもなく。精神的な鍛錬でもなく。
――合理的な、心のトレーニングを、受けられる場所。
しかも、うさんくさくなく、けむに巻かれることもない。
お金を払ってでも通いたいと思える、まっとうな「学びの場」。
心のことを、学校で学ぶように、体系立てて学べる場所。
そんな場所は、どこにもありませんでした。だから、自分で、つくりました。
かつての私と、同じものを探している方のために。
株式会社 自己成長支援ラボ 代表 松山 繁博
