【東京】マネジメント研修の重要性・目的や種類などについて解説!

管理職やリーダー層がマネジメント研修を通じて適切な指導・支援を行えるようになると、部下の士気向上や生産性アップにつながります。組織全体の活性化や業績向上が期待できるため、企業にとってマネジメント研修は重要な人材育成の施策です。東京で研修を実施するにあたり、重要性や目的、マネジメント研修の種類、社員の成長を加速させるポイントなどをあらかじめ押さえておきましょう。

社員教育・部下の育成につなげる!マネジメント研修の種類と身に付くスキル

マネジメント研修の重要性と目的

研修の風景

企業が発展するためには、管理職のスキルアップが欠かせません。近年は慢性的な人手不足や働き方改革の推進などの理由から、より一層マネジメント能力の向上が求められています。こうした背景を受けて、マネジメントに関する研修やセミナーなどの必要性が高まっているのです。

マネジメント研修では、若手社員の育成やプロジェクト統括などに必要なスキル・能力を身に付けることができます。

マネジメント研修の種類

新任管理職研修

新任管理職研修は、昇進や新規採用で初めて管理職になった社員を対象とした研修です。マネジメントに必要な基本的な知識やスキルを習得することが目的です。

【主な研修内容】

  • マネジメントの基本と役割
  • 部下のマネジメント(目標管理、育成、動機づけなど)
  • リーダーシップ(影響力、チームビルディングなど)
  • コミュニケーション(報連相、面談のコツなど)

講義形式に加えてロールプレイングや事例研究なども取り入れ、実践的な演習を行うことで知識の定着を図ります。新任管理職は立場が変わり戸惑うことも多いため、研修を通じてマネジメントの心構えを学び、自信を持って部下のマネジメントに臨めるようになることが期待されています。

中堅管理職研修

中堅管理職研修としては、変革リーダー型やバランスマネジメント型などがあります。例えば、変革リーダー型はビジョン策定やコミュニケーション、モチベーションマネジメントなどを学び、リーダーとしてのマインドとスキルを磨きます。バランスマネジメント型は、業務分析・進捗管理・時間管理などを体系的に学び、限られた時間内で成果を上げるためのスキルを習得します。

役職別研修(課長・部長など)

役職別のマネジメント研修では、役職に求められる役割や期待される能力の習得を目指します。メンバーのモチベーション維持や上司との適切なコミュニケーション、組織マネジメント、経営への貢献などが挙げられます。役職に応じたマネジメント研修を実施することで、部下のケアはもちろん、上司や経営層との関係性も構築でき、組織全体の生産性向上に寄与します。

リーダーシップ研修

リーダーシップ研修では、ビジョンの策定と部下への伝達、部下の個性や長所を引き出す、部下のモチベーションを高める手法、組織の課題発見と改善の推進といったスキルを学び、組織をまとめあげる力を養成します。講義形式だけでなく、ロールプレイングやグループワークを取り入れるケースもあります。ロールプレイングは上司と部下の立場に分かれ、実際の場面を想定した演習です。一方、グループワークはケーススタディを題材にグループで討議を行う演習です。このように、リーダーシップ研修では座学と実践を組み合わせることで、スキルの定着を図ります。

メンタルヘルス研修

メンタルヘルス研修では、ストレスへの気付きと適切な対処方法を習得します。

  • 自分のストレス反応や発散方法を振り返る
  • グループディスカッションで他者の捉え方の違いを知る
  • 良いストレスと悪いストレスを見分ける
  • レジリエンス(精神的回復力)を高める方法を学ぶ

また、次のようなラインケアの視点も含まれます。

  • メンバーの変化に気付くためのコミュニケーション術
  • メンバーのメンタル不調時の対処法
  • 休職者の職場復帰支援の進め方

メンタルヘルスの不調は企業の大きな損失リスクにつながります。自社の課題に合わせた研修を実施し、心身ともに健全な職場環境づくりに注力しましょう。

マネジメント研修で身に付くスキル

マネジメント力

マネジメント研修では目標管理や1on1ミーティングの効果的な進め方、フィードバックのやり方、モチベーション向上のコツなど、部下を適切に育成・指導するためのスキルを学べます。例えば、フィードバックに関しては肯定的なフィードバック(良い点)、改善が必要な点、次回に向けた具体的な行動計画などのステップを意識することが重要です。上司による的確な指導は、部下のモチベーションアップやキャリア形成に大きな影響を与えます。

リーダーシップ

リーダーシップとは、チームを目標達成に導き、メンバーに意欲を持たせることを指します。管理職の場合、以下のようなリーダーシップが求められます。

  • ビジョンの共有…組織の目標や方向性をメンバーに明確に示し、理解を促す
  • モチベーション向上…適切な権限移譲やフィードバックを行い、メンバーのやる気を引き出す
  • 率先垂範…リーダー自身が模範的な行動をとり、メンバーに良い影響を与える

リーダーシップは状況に応じて使い分ける必要があります。

コミュニケーション能力

組織の中でメンバーと円滑にコミュニケーションを取ることは、仕事を進めるうえで重要なスキルです。マネジメント研修では、相手の立場に立って考える、積極的な傾聴、オープンクエスチョンの活用、アサーティブなコミュニケーションなどのポイントを学びます。例えば、部下と上手くコミュニケーションが取れないと感じている場合、その背景にある相手のコミュニケーションスタイルを理解することが大切です。部下の癖やスタイルに合ったコミュニケーション方法を学ぶことができます。

課題発見・解決力

組織が直面する課題は複雑化・多様化しており、単に与えられた問題に答えを出すだけでは不十分です。そこで求められるのが課題の本質を的確に捉え、解決策を見出す力です。マネジメント研修では、問題の本質を見極める力、多面的な視点から課題を捉える力、論理的思考でブレイクスルーを図る力などを習得します。

ストレスマネジメント

業務量の増加や働き方の変化、人間関係など、ストレスの原因や反応は個人差があります。まずはストレスパターンを理解し、適切な対処法を見つけることが大切です。ストレスを上手くコントロールできると、仕事にも活かせます。研修では、ストレス要因の分析、考え方の転換のポイント、日常でのセルフケア方法などを学びます。ストレスをポジティブに捉えることで、職場のコミュニケーションも良くなるでしょう。

社員の成長を加速させるポイント

上司の関与と支援

ノートに描かれた電球のイラスト

研修で得た知識やスキルを実践に移す際、上司の関与と支援が不可欠です。上司の役割は、研修前の目的共有、研修中のフォロー、研修後のサポートなどが挙げられます。また、上司も研修に参加することで、部下の研修内容を理解したうえで指導ができる、部下との信頼関係が深まる、自身の成長にもつながるといったメリットが得られます。そのため、マネジメント研修では上司の積極的な関与が求められます。

OJTの活用

OJT(On the Job Training)とは、業務の中で上司や先輩が部下や後輩を指導・育成する取り組みのことです。研修で学んだことをOJTに落とし込むことで、社員の成長を加速できます。社員一人ひとりの習熟度に合わせて、日々の業務を通じて指導することが大切です。

異業種交流

異業種交流を通じて自社の課題やマネジメント手法を客観視できます。他社・他業種の事例から学ぶことで、新たな気付きを得られるでしょう。業界の常識にとらわれない発想ができる、自社の良い点と課題点に気付ける、新たな価値観や考え方に触れられるといったメリットが期待できます。

自己啓発支援

社員の成長を加速させるためには、会社による自己啓発の支援も重要です。具体的な施策として以下のようなものが考えられます。

  • 資格取得時の費用支援
  • 社内図書館の設置
  • e-ラーニングコンテンツの提供
  • 勉強会の開催(社内外の講師招聘など)

このように、会社による自己啓発支援を行うことで、社員のスキルアップやモチベーションの向上が期待できます。

東京で効果的な研修を実施するなら自己成長支援ラボへ

東京を拠点とする自己成長支援ラボでは、ロジカルシンキング、ロジカルドキュメント作成、コンセプチュアルスキル、管理職研修など、幅広い研修プログラムをご案内しています。単なる知識の習得にとどまらず、実際の業務で役立つスキルを習得できる実践的な内容です。企業様の課題やニーズに合わせて研修内容のカスタマイズも可能です。より効果的な研修が実現します。確かなマネジメントスキルをベースに、風通しの良いヒト・組織・チーム作り、誠実で真面目な(コンプライアンス)経営の確立、継続的な成長をお手伝いします。

「従業員満足度調査の結果が悪かった…」「若手社員の育成に手を焼いている」といったお悩みにも丁寧に対応しますので、お気軽にお問い合わせください。

東京でマネジメント研修なら自己成長支援ラボへ

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